LGBT当事者が親・友人に『バイ・セクシャル』とカミングアウト。「きっかけは?」「反応は?」その2 両親編
こんにちは、こんばんは、るなぴむ。です🧸
今回はLGBT投稿の第5弾になります。
(これまでの投稿はカテゴリー『LGBT』にて。)
今回はタイトルの通り、
両親にカミングアウトした時の話
について、書き綴っていこうと思います✍️🏻
友人編はこちら👇🏻
LGBT当事者の皆さん!
両親へのカミングアウトは、
どちらかというと友人へのカミングアウトよりも
難しくないですか?
もし、気持ち悪がられる・引かれる、
ということがあっても、
その相手(偏見のある人)が友人なのであれば、
その後付き合わないようにすればいいだけの話であって。
(これもこれで悲しいけど…)
でも、両親から気持ち悪がられる・受け入れて
もらえない、ということが起きたら。
カミングアウトをしたことで『家族の縁を切った』、
という事例があることを私は知っていました。
また、私の両親は、同級生の親に比べると高齢で、
LGBTに偏見がある雰囲気を日々感じていました。
そのため、私にとって、バイセクシャルであると
両親にカミングアウトをすることは
とてもハードルが高いことでした。
カミングアウトをした時期。
私が両親に対し、『バイセクシャル』であると
実際にカミングアウトをしたのは、
母に対しては、私が大学2年生の母の日、
父に対しては、母にカミングアウトをした後、でした。
母の日。
その日は今でも思い出したくないくらいです。
心臓がバクバクして呼吸もしづらくて泣きそうで。
(実際泣いたかも?)
カミングアウトすることになったきっかけは、
その当時、長く付き合ってた彼女と会うための
口実の嘘が限界だと感じたことです。
その子とは遠距離恋愛。
飛行機を使ってトータル2時間30分以上かかる距離。
会うためには長期休暇を利用し、交互に
お互いの都道府県に連泊していました。
そのため、両親には毎度『どこに』『誰と』
行くのかを伝えなければならず。
途中までは『友達に会いに○○県に行く!』と
誤魔化していましたが、いずれ限界が来ます。
- 明らかに高頻度過ぎる。
- 定期的に自分の県で旅行は不自然。
約半年間付き合って、言いました。しょうがなく。
母の反応。
それはそれはもう。うん。って感じ。
初めは、衝撃を受けすぎて何度も聞き返す。
その後からは、
- 「自分の育て方が悪かった、間違った?」
- 「え、そしたら、TVに出てるような人たちと同じってこと?」
- 「これからは男の子を好きになることはないの?」
- 「私の孫は望めない・会えないってことね…」
というような、マイナスな発言ばかり。
正直、あらかじめ覚悟はしていたはずだけど、
面と向かって偏見のあるような発言を聞いたり
私のことを『異様なもの』『失敗作』のような目で見たり…
家族からその場ですぐにLGBTであると
受け入れてもらえなかったことはやっぱり辛かったです。
その後、1週間くらいしてから
気持ちの整理や考えがまとまったみたいで、
ある程度、受け入れてくれるようにはなりました。
実際、母は自分なりにLGBTについて
ネットや文献で情報収集したみたいで。
必死に理解してくれようとしていたみたいです。
その時、あの日はごめんね。と謝られました😭
とまぁ、両親へのカミングアウトは
だいたいこんな感じでした!
父は特に偏見もなく、
『最近こういう人出てきてるからな、
別にいいんじゃない?』
っていう軽い感じでした🤣
ほんと、受け入れは人さまざま。
LGBT当事者の方、
カミングアウトは無理にしなくてもいいし、
全員が理解して受け入れてくれるわけじゃない。
悲しいことに、特に学生の頃は、LGBTであることが
いじめの原因になったりすることもあります。
カミングアウトされた側
(カミングアウトを受けた側)の方、
LGBTである相手が自分(あなた)のことを
信頼している、という証なので
『打ち明けてくれてありがとう』って
言ってあげると良いかもしれません👌🏻
それでは今回はこの辺で!
またね🌱𓂃 𓈒𓏸