LGBT当事者が親・友人に『バイ・セクシャル』とカミングアウト。「きっかけは?」「周りの反応は?」その1 友人編
こんにちは、こんばんは、るなぴむ。です🧸
今回はLGBT投稿第4弾になります。
第1弾〜第3弾を読んでない方はこちら👇🏻
(読まなくても理解できると思います!)
今回はタイトルの通り、
周囲にカミングアウトした時の話
について、書き綴っていこうと思います。
言い表されている通りマイナーな存在であり、
LGBTの様々なイベントが行われている今でも
『異様なもの』であるかのような
偏見の目でみられることもあります。
そうした世の中では、周りの人への
カミングアウト(打ち明けること)は難しいです。
私は今でも、仲の良い友人以外には言えておらず、
公言しているわけではありません。
「彼氏いるのー?」
「好きな男子いる?」
こう聞かれてしまうと、LGBTとして答えづらい。
- "彼氏" はいないけど、"彼女" はいる。
- "好きな男子" はいないけど、"好きな女子" はいる。
恋話大好き人間だったので、学校では
友人たちとこんな会話がしょっちゅうでした。
嘘はつきたくない、でも言えない。
そんな時に便利な返し。
「恋人(付き合ってる人)いるよ!」
「好きな人いる〜」
ね、嘘はついてないでしょ?
カミングアウトする前までは親しい友人に対しても
毎回、こういう風に誤魔化していました。
そして、
- 相手の名前は伏せて話す。
- 性別がバレそうな内容は話さない。
って感じで対応してました。
実際、今でも親しい友人以外には、
☝️🏻このように返してます。
それでも、友人に嘘をついているような罪悪感。
そんなモヤモヤが蓄積してました。
また、LGBT特有の悩みがあるけど
カミングアウトをしなければ友人に相談することができない、
という葛藤や辛さもありました。
中学校2年生の秋。
初めて好きになった先輩の次、
(初めて好きになった女の子1人目(先輩)については第3弾見てみて下さい。)
好きになった女の子2人目は、
まさかの小学校からの友人でした。
いつも一緒にいるメンバーの中の1人。
明らかに親しい友人。
これはやばいやつ。
日に日に好きが蓄積していく。
なのに、想いも伝えられず、
本人にさえも嘘をついているような罪悪感。
そんなある日、夢を見ました。
それは、
『好きな女の子とキスしている夢』
(あぁ、私ってこんなにも○○(好きな女の子)のことが好きなんだ…)
当時の私はそう感じました。
翌日、その子と会った時、私としては
いつものように振る舞っていたつもりでしたが、
本人に勘づかれてしまいました。
2人っきりになった時、
「るなぴむ。何かあったでしょ? いつもと違う」
そう言われた瞬間、ぶわっと感情が溢れ出しました。
- この子は私のほんの少しの変化にも気づいてくれている。
なんて、優しくて気が利くの?
(=好きが増す)
- こんなにも好きなのに、『好き』って伝えることができないのはつらい。
「…ねぇ、私の前では引かないでほしいんだけど…
私の好きな人って、○○(あなた)なんだ…
私、女の子も、好きになっちゃうみたいなの。」
かなりびっくりした顔をされたので、咄嗟に
「今日、夢で○○とキスする夢見ちゃって。
それがモヤモヤぐるぐるしちゃってて変に見えたのかも。
ごめんね、好きになって、急にこんなこと言っちゃって。」
と早口で、本人に伝えました。
そう、私の初めてのカミングアウト。
それは好きな女の子本人への告白でした。
ほんとに優しいの、その子。
初めてのカミングアウト&好きな人への告白で
かなりテンパってる私に、
「そうだったんだ… 言ってくれてありがとね」
って、引いてる感じもなく、嬉しそうな顔をしてくれました。
まぁ、その子とは翌日から付き合ったんですけどね。
(その子はノンケ(=ノーマル、LGBTの気がない)ですが。)
とまぁ、こんな感じ。
その後の友人へのカミングアウトは、
- LGBTへの偏見がないか
- 口が堅く、秘密を漏らさないか
これらを確認してから、しています。
授業やニュースが取り上げられているので、
その時の反応を参考にしています。
「恋愛って個人の自由だから別に良くない?」
「逆に同性とかの方が良いと思う」
こう言われると私がニコ〜ってしちゃいます。笑
事前のリサーチもあって、偏見の目でみられることや、
カミングアウトしたことによって疎遠になる、ということは
今まで一切ありません。
特に若い世代だと welcome な感じが多いです。
でも、時々ですが、同じ20代でも
「同棲愛って気持ち悪い」
という反応をする人に出会います。
そういう時は、
(あー、こだわりの強い、視野の狭い人なんだな…)
って心の中で思って納得しています。
(それでも直接言われるとキツいですけど。)
以上が、友人編になります。
次は、両親編の予定です✍️🏻
長々とお付き合いありがとうございます🙇🏻♀️
またね🌱𓂃 𓈒𓏸